30年前の洋楽ヒット・パレード


by musicsF

オリジナル・タイトルが悲痛に響く

朝もやの二人
シカゴ

 78年の1月に行われたレインボウの札幌公演で観客1名が圧死、8名が重軽傷を負うというニュースは全国的に大きく報道されたこともあって私もリアル・タイムで知っていた。
 
 一方、アメリカではその数日前の1月23日に銃の暴発により日本でも高い人気を誇ったグループの中心メンバーが31才で命を落としたのだが、それは当時どの程度、日本で報道されたのだろうか。

 FMポピュラー・ヒット・パレードでは77年12月11日付けで初登場し、1月1日付けで最高6位まで上昇。1月22日付けを最後にランク外に去った「朝もやの二人」。
 22日の放送の翌日にシカゴのオリジナル・メンバー、テリー・キャスは不慮の事故で世を去った。
 曲がヒットしている最中に有名アーティストが無くなるというのは結構、稀有なことで、私も30年近く洋楽を聴いているが、その中でそれほど多くは経験してはいない。

 ビーチ・ボーイズのカール・ウィルソンもバック・ヴォーカルで参加したピーター・セテラらしいメロウなバラード・テューン。原題は「ベイビー・ホワット・ア・ビッグ・サプライズ」。
 まさにシカゴ・ファンにはオリジナル・タイトル通りの痛恨のニュースだっただろう。

 テリー・キャスを失ったシカゴはここから5年ほど低迷期に入っていった。
[PR]
by musicsF | 2008-01-28 20:10 | 洋楽