パンク・ロッカーたる所以
2008年 03月 20日
2-4-6-8 モーターウェイ
トム・ロビンソン・バンド
パンク・ロックというものがあり、過激なファッションをして、政治的、社会的にメッセージの強い歌を歌うというのは洋楽にまだそれほど興味のなかった当時の私もうっすらと知ってはいた。
しかし、友人が気に入っていてバンドのロゴ・マークをノートに書き記していたトム・ロビンソン・バンドをパンク・ロックといわれて最初はピンとこなかった。
見かけは人が良さそうな兄ちゃんだし、初めて聴いた彼らの曲といったら何とポップなこと。私の思っているパンクとは異なるものだった。
今でこそ男同士の婚姻を認めるというほどにドラスティックに変わったイギリスだが、トム・ロビンソンが自らをゲイと悟った60年代半ば頃は重罪を課されていたという。
70年代後半にトム・ロビンソン・バンドがデビューするにあたっても彼がゲイであることを公言していたために多くのレコード会社から敬遠され、契約への道は険しかったらしい。
そんな時代にゲイであることの自由やマイノリティの権利主張を叫んでいたことが彼らのパンク・ロッカーたる所以だった。
トム・ロビンソン・バンド
パンク・ロックというものがあり、過激なファッションをして、政治的、社会的にメッセージの強い歌を歌うというのは洋楽にまだそれほど興味のなかった当時の私もうっすらと知ってはいた。
しかし、友人が気に入っていてバンドのロゴ・マークをノートに書き記していたトム・ロビンソン・バンドをパンク・ロックといわれて最初はピンとこなかった。
見かけは人が良さそうな兄ちゃんだし、初めて聴いた彼らの曲といったら何とポップなこと。私の思っているパンクとは異なるものだった。
今でこそ男同士の婚姻を認めるというほどにドラスティックに変わったイギリスだが、トム・ロビンソンが自らをゲイと悟った60年代半ば頃は重罪を課されていたという。
70年代後半にトム・ロビンソン・バンドがデビューするにあたっても彼がゲイであることを公言していたために多くのレコード会社から敬遠され、契約への道は険しかったらしい。
そんな時代にゲイであることの自由やマイノリティの権利主張を叫んでいたことが彼らのパンク・ロッカーたる所以だった。
by musicsF
| 2008-03-20 18:50
| 洋楽