30年前の洋楽ヒット・パレード


by musicsF

鮮烈な印象は今も変わらず

霧のベイカー街
ジェリー・ラファティ

 「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」のサウンドトラックがこの年の前半に記録的な大ヒットになっていたのを当時の私も知っていた。
 アメリカのアルバム・チャートでは24週間1位の座を譲らなかったこの強力盤を抜いたのがジェリー・ラファティの「シティ・トゥ・シティ」というアルバム。
 まだ全米チャートにそれほど熱心に興味を持っていたわけでもなかった私だったが、このニュースはしっかりと記憶された。

 彼がどういう経歴で、どれほどの実績を持っていたのかは、この頃は知らなかったが、ラジオで耳にした「霧のベイカー街」の印象は鮮烈だった。

 気持ちのいいほど吹き抜けるサックス、ラストの激しいギター・ソロ、そして繊細で見事に構築されたバックの緻密な演奏。
 それらとコントラストをなすようなジェリー・ラファティの訥々としたヴォーカルがまた味わい深く、聞き所が満載という感じの楽曲だった。

 全米チャートではアンディ・ギヴの「シャドウ・ダンシング」を抜けずに最高2位に終わったが、その鮮烈さは現在耳にしても全く失われていない。
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by musicsF | 2008-09-24 15:48 | 洋楽