30年前の洋楽ヒット・パレード


by musicsF

カテゴリ:洋楽( 77 )

愛すれど悲し
愛は魔術師


オリヴィア・ニュートンジョン

 10月29日付ではオリヴィア・ニュートンジョンの新曲2曲が同時にチャート・インしてきた。

 彼女が主演していた映画「グリース」のサウンドトラックからの「愛すれど悲し」とニュー・アルバム「さよならは一度だけ」からの「愛は魔術師」がそれぞれ別のレコード会社から出ていたためこうした事態となった。

 アメリカでは「愛すれど悲し」が7月からチャート・インして9月に最高3位、「愛は魔術師」 は11月に登場し、翌年の2月にこれも3位まで上がった。

 オリヴィア・ニュートンジョンは当時、日本でも高い人気をキープしていたが、さすがにこのほぼ2曲同時のリリース・タイミングが良くなかったのか、彼女にしては意外にも不振で、全国チャートでは「愛すれど悲し」は19位どまり。「愛は魔術師」は20位以内に届かずというほぼ共倒れ状態となった。

 FMポピュラー・ヒット・パレードではどちらが上位まで行ったのかは来週以降のチャートにしばらくご注目頂きたい。
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by musicsF | 2008-11-03 19:14 | 洋楽
カム・トゥゲザー
エアロスミス

 洋楽を聴き始めるきっかけは様々あるだろうが、親や兄姉が聴いていたのに影響されたという例も少なくない動機だろう。
 こういった方々は過去の作品に接する機会にも恵まれていたこともあって、リアル・タイムのものだけではなく、既に当時は活動していなかったアーティスト達に対しても同じかそれ以上に影響をうけることも多いのだと思う。

 近年は人気が出てもあまり過去に遡ってカタログを求める傾向が少ないといわれているが、私達の時代もリアル・タイムのものを追っかけていくことが先決で、特に学生の間は少ない資金をやりくりして新譜やライヴに優先しながらもお気に入りのアーティストの旧作を廉価盤になったのを機に揃えていっていた。

 また情報源もほぼラジオか音楽誌に限られていたため、年長者のファンと接することがないとなかなか過去の作品を知ることは出来なかった。

 中学生時代の私の周りにも洋楽ファンはいたが、やはりベイ・シティ・ローラーズやオリヴィア・ニュートンジョン、カーペンターズ、ビリー・ジョエルにアバなど当時、日本でうけていたアーティストのファンで、ビートルズのファンで彼らの過去のアルバムを持っていた友人と知り合ったのは高校生になってからだった。

 こういった状況だったこともあって私は中学生時代にビートルズの作品に接することはほとんどなかった。
 そんな中でビートルズの楽曲を使った映画「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」というものが鳴り物入りで登場してきた。
 FMポピュラー・ヒット・パレードにもこのアルバムからエアロスミスの「カム・トゥゲザー」とアース・ウインド&ファイアの「ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」がランク・インしたことでこれらのビートルズの作品を私はこういったカヴァーで最初に知った。

 シングル・ヒットこそそこそこ出たもののこの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は映画そのものの興行が失敗したこともあり、アメリカでは史上最大の返品記録アルバムといわれるほど期待を裏切るセールスに終わり、RSOが「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」でせっかく得た収益を吐き出すことになってしまった
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by musicsF | 2008-10-22 17:17 | 洋楽
バック・イン・ザ・U.S.A.
リンダ・ロンシュタット

 洋楽を楽しむのがレコードよりもラジオやカセット・テープだったこの頃、FM放送を効果的に聴くためのガイドとして隔週刊のFM雑誌を定期購入しはじめた。

 FM誌が隆盛を極めるその前夜といった時代で、書店には3誌ほどが並んでいたが、中身を見比べて全米チャートが掲載されていたことや番組表や記事が私の嗜好に合っていたものを最初に購入し、以来4年にわたって購読を続けた。

 その最初に買った号の表紙に描かれていたイラストがアルバム「ミス・アメリカ」のジャケットのローラー・スケートをはいた姿のリンダ・ロンシュタットだったのは鮮烈に記憶に焼き付いている(この号も含め当時のFM誌はことごとく処分してしまっているのが悔やまれる)。

 初めて彼女の歌を耳にしたのはこのチャック・ベリーの作品を歌った「バック・イン・ザ・U.S.A.」だったが、当時は別にとりわけ好きというわけではなかった。
 それでも、この後まもなく彼女は私の贔屓のアーティストになっていた。

 この後、彼女は私の音楽の趣味に大きく影響を与える重要なアーティストのひとりとなっていった。
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by musicsF | 2008-10-15 17:08 | 洋楽

田んぼでジャパン

奇しい絆
ジャパン

 私が日々洋楽を聴くようになってからこの頃で半年ぐらいが経っていた。
 とはいってもまだステレオも持っておらず、もっぱら学習用と称して買ってもらったラジカセでカセット・テープに楽曲を録音して楽しむ毎日だった。
 
 私を洋楽ファンにした同級生もまだラジカセで聴いていたが、彼の方が高性能で本格的な機材で、出力も大きく迫力のある音だった。

 放課後にそのラジカセに電池を入れて、音楽やラジオを聞きながら彼の家の近所にある稲を刈った後の田んぼでキャッチ・ボールをしたことも何度かあったように思う。

 周りに家屋がないために大音量でカセット・テープを再生していたが、そんな光景を思い出させるのはジャパンのこの初ヒットだった。

 田んぼで耳にするには場違いもはなはだしいタイプの曲だったが、そのカッコいいサウンドはそんな状況もものともしなかった。
 「ほれぼれするぜ」と気に入っていたものに対しての彼の口癖が今でも聞こえてくるようだ。

 私がFMポピュラー・ヒット・パレードのランキングをノートにつけはじめた78年10月の第1週にこの曲は1位を獲得した。
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by musicsF | 2008-10-08 16:00 | 洋楽

親近感をおぼえた

燃える欲望
カーズ

 洋楽を聴き始めた頃はどれも私にとっては新しい出会いばかりだったが、彼らはちょうど私が本格的に洋楽に関心を持ち出した頃に登場してきたグループだったので、ほぼリアル・タイムで成長し、活躍していく過程と接することが出来たので、とりわけ親近感をおぼえるバンドのひとつだった。

 気を持たせるようなギターの音で始まり、シンセサイザーをうまく使いながら展開していく、メロディアスな作品だったが、そこには新人ながら他のグループとはひとあじ違う個性的なセンスを感じさせた。

 この曲がヒットした翌年に「レベル・ポイント」という映画が公開され、そのサウンドトラックにもこの楽曲が収められていた。
 私を洋楽ファンにした同級生は映画も好きで、よく試写会に応募して見に行っていたが、この映画も彼が当選した試写会の招待券で一緒に見に行ったのは覚えているが、肝心な内容やカーズのこの曲もどこで使用されたかというのは全く記憶にない。

 それでも同じくこの映画のサウンドトラックに提供されて話題になっていたチープ・トリックの「スピーク・ナウ」ではなく、この曲から私は映画のタイトルを思い出す。
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by musicsF | 2008-10-01 16:44 | 洋楽
霧のベイカー街
ジェリー・ラファティ

 「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」のサウンドトラックがこの年の前半に記録的な大ヒットになっていたのを当時の私も知っていた。
 アメリカのアルバム・チャートでは24週間1位の座を譲らなかったこの強力盤を抜いたのがジェリー・ラファティの「シティ・トゥ・シティ」というアルバム。
 まだ全米チャートにそれほど熱心に興味を持っていたわけでもなかった私だったが、このニュースはしっかりと記憶された。

 彼がどういう経歴で、どれほどの実績を持っていたのかは、この頃は知らなかったが、ラジオで耳にした「霧のベイカー街」の印象は鮮烈だった。

 気持ちのいいほど吹き抜けるサックス、ラストの激しいギター・ソロ、そして繊細で見事に構築されたバックの緻密な演奏。
 それらとコントラストをなすようなジェリー・ラファティの訥々としたヴォーカルがまた味わい深く、聞き所が満載という感じの楽曲だった。

 全米チャートではアンディ・ギヴの「シャドウ・ダンシング」を抜けずに最高2位に終わったが、その鮮烈さは現在耳にしても全く失われていない。
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by musicsF | 2008-09-24 15:48 | 洋楽

柳の下の泥鰌を狙ったが

サンク・ゴッド・イッツ・フライデイ
ラヴ・アンド・キッシーズ

 ディスコ・ブームの中、「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」の成功にあやかったのか、同じくディスコを舞台にした映画が登場。コモドアーズやドナ・サマーも出演し、話題にこそなったが「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」の足下にも及ばなかった。

 そのテーマ曲がスタジオ・ミュージシャンを集めて録音されたこの作品。一度耳にすると覚えてしまうキャッチーでインパクトの強いディスコ・ナンバーだったのだが、アメリカでも最高22位と伸びなかった。

 当時は私は映画を見ていないが、ブレイクする前のデブラ・ウィンガーや後にベルリンのリード・シンガーとなるテリー・ナンなどの面々が出ていたのは後にヴィデオで見て知った。
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by musicsF | 2008-09-04 19:42 | 洋楽

2曲セットで思い出す

裏切りのゲーム
ボブ・シーガー

 ボニー・タイラーの「愛は哀しくて」のカヴァーを含むロッド・ステュワートの2006年発表のアルバム「グレイト・ロック・クラシックス」で、この「愛は哀しくて」のワン・トラック前に配されているのが、この作品。

 同じようにアコースティックなサウンドをベースにした雰囲気の似通った作風で、この頃にリアル・タイムでヒット・チャートを聴いていたファンでどちらかを耳にするともう一方も思い浮かぶというのは決して少なくはないのではなかろうか。

 全米での最高位は4位。日本では残念ながら全国規模のヒットには到らなかったが、まだ全米チャートを意識していなかった私もポピュラー・ヒット・パレードでほぼ同時期にチャート・インしていたことで、この2曲はセットで記憶されている。
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by musicsF | 2008-08-08 19:18 | 洋楽
愛は哀しくて
ボニー・タイラー

 アコースティックな演奏にハスキーなヴォーカルが絡むという曲調と声から本作で女性版ロッド・ステュワートと呼ばれるようになったウェールズ出身のボニー・タイラー。

 イギリスでは76年からヒットを出していたが、全米では3位まで上がったこの曲が初ヒット。日本でも注目を浴び、レコード会社も力を入れていたようだが、その後はヒットに恵まれなかった。

 しかし、5年後に再び世界的な大ヒットを放って、健在ぶりをみせつける。

 更にこの「愛は哀しくて」はヒットから28年後にロッド・ステュワートがカヴァーするという面白い状況が生まれた。もちろん、喩えられた彼が歌っても違和感のないものだった。

 一度、二人のデュエットが聴いてみたいと思うのは私だけではないのでは。
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by musicsF | 2008-08-07 17:30 | 洋楽
1   
    ストレンジャー (The Stranger)

    ミス・ユー (Miss You)

    サレンダー (Surrender)

    愛のデュエット (You're The One That I Want)

    嘆きの天使 (Moving)
6   
    シャドウ・ダンシング (Shadow Dancing)

    ホット・ブラッデッド (Hot Blooded)

    コパカバーナ (Copacabana [At The Capa])

    別れの時 (I've Had Enough)
10
    恋のナイト・フィーヴァー (Night Fever)
11
    コンヴォイ (Convoy)
12
    愛は哀しくて (It's A Heartache)
13
    叶わぬ賭け (Ain't Talkin' Bout Love)
14
    イーグル (Eagle)
15
    イッツ・レイト (It's Late)
16
    暗闇へ突走れ (Prove It All Night)
17 (初登場)
    バビロンの河 (Rivers Of Babylon)
     ボニーM (BONEY M)
     Atlantic P-276
18
    裏切りのゲーム (Still The Same)
19 (初登場)
    ジュピター(銀河の覇者) (Jupitar)
     アース・ウィンド&ファイア (EARTH, WIND & FIRE)
     CBS Sony 06SP-240
20 (初登場)
    キャロリーン (Carolene)
     ボブ・ウェルチ (BOB WELCH)
     Capitol ECR-20460
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by musicsF | 2008-08-06 15:54 | 洋楽