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30年前の洋楽ヒット・パレード


by musicsF

カテゴリ:洋楽( 77 )

遙かなる旅路
フォリナー

 78年4月に初来日。小倉市民会館でもライヴを行ったフォリナー。
 77年春にリリースされたデビュー・アルバム「栄光の旅立ち」はアメリカではプラティナ・ディスクを獲得。「衝撃のファースト・タイム」、「冷たいお前」とトップ10ヒットを連続で出し、既に人気グループの仲間入りを果たしていた。

 最高20位と好成績を収めたサード・シングル「遙かなる旅路」が来日記念盤となったが、全国的なヒットにはなっていない。まだ日本での人気は一部のファンにとどまっていた。

 そういう状況での小倉公演だっただけに観客の入りは今ひとつで、ライヴが始まっても会場はなかなか盛り上がらず、彼らが次第にやる気を失っていくのがわかるほどだったらしい。

 それでも熱心なファン達が懸命に盛り上げようとする姿を見て彼らも気を取り直し、それに応えるように終盤は一気に盛り返し、新曲まで披露し、劇的なほどに会場のムードはヒート・アップしていったという。

 これから2年後に九電記念体育館に再びやってきた彼らは更に増えたヒットを携え、貫禄十分のライヴを行うことになる。

 この時のオープニング・ナンバーとなったこの曲はたぶんこの78年の小倉公演でも1曲目だったのではないだろうか。
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by musicsF | 2008-04-08 18:59 | 洋楽

RSO旋風の一角を担った

ベイビー・カム・バック
プレイヤー

 ビー・ジーズのチャート占拠もあり、彼らと「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」の発売元のRSOレコードも笑いが止まらないほどヒットが相次いだ。

 77年末のビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」から78年5月のイヴォンヌ・エリマンの「アイ・キャント・ハヴ・ユー」まで6曲連続で全米1位をRSOレコードが独占という前代未聞の大記録もなされている。その一角を担ったのが1月に3週間1位を記録したこのナンバーだった(米ではRSOだったが、日本ではどういうわけかフィリップス・レーベルで発売されている)。

 センスのいい演奏やアレンジも光るアダルト・ポップ・バラードだったが、日本ではもう一つ大ヒットになりきれなかった。

 このヒットの印象が強いので彼らもよく一発屋のようにいわれるが、10位まで上がった「今こそ愛の時」、27位を記録した「恋のプリズナー」等、合計6曲が全米チャートの100位以内に入っている。

 FMポピュラー・ヒット・パレードで番組プレゼントとしてプレイヤー「恋のプリズナー」と記された懐中電灯が当選したことがあったが、今になってみるとなぜ懐中電灯だったのかは意味不明。
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by musicsF | 2008-03-30 18:06 | 洋楽

大記録に関わった1曲

愛のエモーション
サマンサ・サング

 30年前の今頃の全米チャートでは凄いことが起こっていた。その3月18日付けのトップ5は以下の通り。

① (2) 恋のナイト・フィーヴァー   ビー・ジーズ
② (6) ステイン・アライヴ       ビー・ジーズ
③ (4) 愛のエモーション       サマンサ・サング
④ (5) レイ・ダウン・サリー      エリック・クラプトン
⑤ (1) 愛の面影            アンディ・ギブ

 何が凄いかというと4位のエリック・クラプトン以外は全てビー・ジーズが関わった作品だったから。

 近年でこそフィーチャリングなども含めて全米チャートの上位に特定のアーティストが同時に複数曲をランク・インさせるのは珍しくはなくなっているが、このビー・ジーズのチャート占拠状態は64年にビートルズがトップ5独占という快挙を成し遂げて以来の記録的な出来事だった。

 日本ではまだここまでのビー・ジーズの快進撃には至っていなかったが、3月19日付のFMポピュラー・ヒット・パレードでは9位にビー・ジーズの「愛はきらめきの中に」、そしてニュー・エントリーで「愛のエモーション」がランク・インしている。

 サマンサ・サングはオーストラリアのシンガーで、バリー・ギブとティーンエイジャーの頃から親交があったという。
 ビー・ジーズ兄弟が曲を提供、バリー・ギブがコーラスで参加したソフト&メロウなこのナンバーが彼女の最大のヒットとなった。

 上記チャートでもうひとつ記録的だったのは、このサマンサ・サング以外は全てRSOレコードからのヒットだったということ。
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by musicsF | 2008-03-21 16:21 | 洋楽
2-4-6-8 モーターウェイ
トム・ロビンソン・バンド

 パンク・ロックというものがあり、過激なファッションをして、政治的、社会的にメッセージの強い歌を歌うというのは洋楽にまだそれほど興味のなかった当時の私もうっすらと知ってはいた。

 しかし、友人が気に入っていてバンドのロゴ・マークをノートに書き記していたトム・ロビンソン・バンドをパンク・ロックといわれて最初はピンとこなかった。
 見かけは人が良さそうな兄ちゃんだし、初めて聴いた彼らの曲といったら何とポップなこと。私の思っているパンクとは異なるものだった。

 今でこそ男同士の婚姻を認めるというほどにドラスティックに変わったイギリスだが、トム・ロビンソンが自らをゲイと悟った60年代半ば頃は重罪を課されていたという。
 70年代後半にトム・ロビンソン・バンドがデビューするにあたっても彼がゲイであることを公言していたために多くのレコード会社から敬遠され、契約への道は険しかったらしい。

 そんな時代にゲイであることの自由やマイノリティの権利主張を叫んでいたことが彼らのパンク・ロッカーたる所以だった。
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by musicsF | 2008-03-20 18:50 | 洋楽
デイ・ドリーム
スコッティーズ

 67年に初ヒット。その後も80、89、96年といずれもモンキーズの演奏で日本では時代を超えて愛され続けているポップ・スタンダード。

 私がこの曲を最初に耳にしたのはそのモンキーズ盤ではなく、このスコッティーズ盤でだった。

 メロディアスで、歌詞もわかりやすい作品は誰が演奏しても耳になじみやすく、それがこれだけ親しまれている要因ではないだろうか。

 80年にはアン・マレー盤でアメリカでヒット。86年にはアメリカでもモンキーズ盤がリヴァイヴァル・ヒットした。

 この曲を作ったのはキングストン・トリオのメンバーとして活躍したジョン・ステュワートで彼の自作盤もある。その彼も今年、鬼籍に入ってしまった(歌詞がちょっと違う)。
 
 また今年リリースされたアン・マレーの新作では彼女とネリー・ファータドのデュエットによるこの「デイ・ドリーム」の再録音が収録されている。
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by musicsF | 2008-03-13 20:40 | 洋楽

21位~30位 (2)

 上位20位に達しなかった楽曲。11月ランク・インのものは全てトップ20以内にまで上がったので、今回は1978年12月にチャート・インしたものから。

【最高26位】
ウイングス/リンゴ・スター

【最高27位】
パーティが終わったら/ジャニス・イアン

【最高28位】
ウインター・ソング/エンジェル

 ジャニス・イアンの「パーティが終わったら」は75年のアルバム「愛の回想録」の中で発表されていたものだったが、この当時の彼女の人気の高さもあって改めてここでシングル・リリースされたのだろう。

 もともと日本ではその作品がTVドラマに使われたこともきっかけとなって知名度が上がった彼女だが、この「パーティが終わったら」もこの時にはヒットしなかったが、93年にまたもやTVドラマの挿入歌として使われてヒットすることになる。
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by musicsF | 2008-03-10 18:42 | 洋楽

初代テーマ曲

 番組の初代のテーマ曲はボブ・クリュー・ジェネレイションの「コンクリート・アンド・クレイ」。オープニングとエンディングの両方に使われていた。

 プロデューサー、ソングライター、レコード会社の社長などを務め、多くの実績をあげたボブ・クリューがスタジオ・ミュージシャンを集めて作り上げたグループで、67年に発表した「恋はリズムにのせて」に収められていたナンバー。

 65年にユニット4+2とエディ・ランボウで競作になり、いずれも全米トップ40入りしたポップ・テューンをカヴァーしたもので、ホーン・セクションを印象的に使って軽快なアレンジで演奏されている。
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by musicsF | 2008-03-06 19:22 | 洋楽
恋するデビー
デビー・ブーン

 77年10月に祖父のレッド・フォーリー、父のパット・ブーンに続いて3世代での全米No.1ヒッターとなった当時21歳のデビー・ブーン。
 ソロ初ヒットとなったこの曲で10週間連続で全米1位をキープ。70年代最長のNo.1滞在記録も樹立した。

 アカデミー主題歌賞に選ばれた映画「マイ・ソング」のために作られた壮大なバラードをカヴァーしたものだったが、映画との相乗効果もなかったためか、日本ではぱっとしなかった。

 そんな中ではポピュラー・ヒット・パレードでは大健闘したが、トップにあと一歩及ばなかった。
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by musicsF | 2008-03-04 20:22 | 洋楽
悲しき願い
サンタ・エスメラルダ

 30年前の今頃、アメリカでは「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」が大ヒット中で、ディスコ・ブームが最高潮に達しようとしていた。

 日本ではまだ「フィーヴァー」とまではいっていなかったが、それでもFMポピュラー・ヒット・パレードのチャートにもディスコ・ナンバーが少しずつ姿を見せ始めていた。

 そのひとつがこの年の日本の洋楽ヒットの中でも最大級のヒットとなったこのナンバー。
 スパニッシュ・フレイヴァーのアレンジが施されたドラマティックな楽曲で、耳にするたびに格好いいと私も思っていた。

 この曲は65年にアニマルズでヒット(米最高15位。ちなみにサンタ・エスメラルダ盤も米では最高15位)したもののカヴァーということで、後に大薗が番組(他局だったかもしれない)で紹介して、そのアニマルズ盤をオン・エアしたのを覚えているが、この華麗なアレンジに比べるとアニマルズ盤のあまりのシンプルさに愕然としたものだった。

 最近もTVコマーシャルに使われて耳にするが、困ったことに私の脳裏には近年はこの音が響くと「キル・ビル」の一場面がプレイ・バックされてしまう。
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by musicsF | 2008-03-03 20:30 | 洋楽

21位~30位 (1)

 このブログでは20位までしか発表していないが、番組では初期の頃は30位までランクを紹介し、その中からオン・エアもなされていた。
 
 ということで遅ればせながら、20位以内に届かなかった作品のリストも掲載してみたい。
 当時リアル・タイムだったファンの方には懐かしいものが多いのではないだろうか。

 今回は1978年10月にチャート・インした楽曲。

【最高21位】 
アイム・イン・ユー/ピーター・フランプトン
恋のときめき/アンディ・ギブ
想い出の口づけ/デッド・エンド・キッズ
アンダーカヴァー・エンジェル/アラン・オデイ

【最高22位】
ジェット・エアライナー/スティーヴ・ミラー・バンド

【最高25位】
恋する青春/フリントロック 

【最高26位】
ハンディ・マン/ジェイムス・テイラー

【最高28位】
ブルー・バイユー/リンダ・ロンシュタット

【最高29位】
ダイアナ/ポール・アンカ
ジャングル・ラヴ/スティーヴ・ミラー・バンド

 この中で惜しかったのがアラン・オデイ。第1回で30位で翌週は圏外に去ったが、第5回で再登場し、第7回から3週連続で21位どまりだった。
 アメリカでは77年7月に1位を記録した楽しいポップ・テューンだったのだが。

 スティーヴ・ミラー・バンドの「ジャングル・ラヴ」は番組のジングルにも使われていた作品だったが(だったから?)、上位に進めなかった。
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by musicsF | 2008-02-27 20:57 | 洋楽